僕の読書のーと - 思考を収穫せよ! -

能動的な読書。生き方・人生の視点で本を読んでいます。

『偽悪のすすめ』からの収穫

偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方 (講談社+α新書)
組織の力に頼らず生きる。組織に属することが性格的に無理な人って、意外と多いのかもしれない。人と慣れ合うことが苦手な僕もその一人なのだが、人に合わせなきゃと考える癖がなかなか抜けない。中途半端なんだよな。
坂上忍さん『偽悪のすすめ』からの収穫。


お金と時間の使い方

必要なことには惜しまず(全財産すらも賭ける)、必要ないものには徹底的にケチ(たとえ100円でも払わない)。貧乏は嘆かず、活きる金と無駄な金の違いを学ぶ機会にするといい。
人生において、お金の使い方と同じくらい大切なのが時間の使い方。この2つについて考えれば、自分の人生を見直すことができ、向上させることも可能。
両方とも、本当に必要なものと必要なことに使う。それが何かを考える。効率を重視してみたら見つけやすいかもしれない。


自分を持て

何かや誰かに合わせるということは、自分を見失う原因になる。流行を追いかけたり、憧れの人の真似ばっかしてていいの?
コンプレックスがあっても、それを活かせる攻略法が必ずある。まずは実戦経験を積んで、コンプレックスを活かせる場面の手応えを感じよう。失敗しても、失うものなんて実はそんなにない。失うものって具体的にどんなもの?そんなに大事?考えてみて。
コンプレックス=他人と違うから悩んでいるもの。もうそれだけで個性、他の人にはない強みだ。"自分"で勝負していく場合、他人と違うということが強い武器になることを知ろう。
自分を高めるためには競争が必要。競い合う中で、人よりもできることとできないことがわかる。それが自信や個性発見の手がかりになる。
堂々としてる人っていうのは、自分の弱さが強さになるって気づいてる人なのかもしれない。


突き抜けろ

常識に囚われないこと、これは絶対。突き抜ければ、世間が自分に付いてくる。だから常識なんて関係ない。どこの業界でも言えること。"自分"で勝負したいなら常識に挑み続けろ。最後まで貫き通せば、それが新しい常識となり、自分の存在自体に価値が生まれる。
持つべき覚悟は批判される覚悟。でも、批判されることはマイナスなことばかりじゃない。批判されることによって新しい味方ができ、居場所が得られるというプラスな面も秘めている。
覚悟が決まったら思い切りやる。誰が見てもわかるくらいにはっきりやる。中途半端にやらない。安全圏でやろうとしてるうちは、突き抜けることができない。
自分の考えは"本気"に乗せて、執拗に伝えていくこと。聞いてもらえなくても諦めない。言い続けていれば、逆に「他にも聞かせて下さい」と求められる日が来る。


僕の課題

取るに足らない自分をもっと曝け出さなければいけない。本気を出すということは、恥とプライドを捨てるということだ。
他にも捨てていいものはたくさんある。基本的に、信念以外は捨てても大丈夫だから整理しよう。すっきりしたら、もっと大きな別の物が返ってくるかもしれない。
歳をとればとるほど、内面のカッコ良さが重視される。それは、言ってることとやってること、その結果に筋が通っている状態のことなのかな。
ネットもリアルも基本ブラックだという心構え。生ぬるい場所へ行きたがる自分を叱咤しないと。
人目を気にした時点で負けだ。読みたいもの読んで、書きたいこと書いて。そのうち必ず上手くなる。
一人が好きな自分をどう活かすか考えよう。



おしまい。