〔読了〕大局観
2冊目は羽生善治さんの『大局観』。
ページ捲る度に刺さるセンテンスが出てきて、付箋を貼る必要がなかった。マーカーだらけ。2回目読むときに読み飛ばしても大丈夫なところを付箋で塞いでいる状態に仕上がった。
収穫した思考
・将棋界でも、時代の流れと変化の速さに対応する力が求められている
・新しい方法を見つけるときのリスクはあまり気にしなくていい(堀江さんも似たようなこと言っていた…)→リスクの軽減策は視野を広げること
・勝負にミスはつきものなので考察が終わったら早く忘れちゃえばいい
・自分で考える習慣→得た知識を活用→進歩する→モチベーション上がる 好循環
・↑の地道な積み重ねが自信に繋がり、強さとなる
天才や才能の本質、エッセンスが詰まっていた。天才と呼ばれる人が書いた本ということで買ってみたが、これは予想以上の収穫。ちょうど今の僕が読むべき内容の本で、本との出会いの不思議を感じた。
自分で考える習慣というのは誰でも確実に今から始めれること。やるかやらないかの二択だから簡単。考えることは何でもいいと思う。僕の場合、どんな本でもいいから一冊読んでみて、心に刺さったことについて何故刺さったのかを考えて自分なりの答えを出す、という方法を試しているところ。収穫した思考を活かす為の挑戦をしている。
一番刺さったところ
p72 天才や才能の本質について触れているところ。僕の視点でまとめると、
偶然と情熱(努力)が才能を開花させ、天才を生む。
世間でいう“天才”が言っているのだから、こりゃあ間違いないでしょう。天才も才能も後付けで、要はとことん追求したいものに出会えるかどうかってことか。
まだ出会ってないなら探せばいいんだよね。人生の恋人みたいな位置づけかな。僕はそれが読書だったら嬉しいことこの上ないし、そりゃあ間違いなく幸せなことだろうと思う。
- 作者: 羽生善治
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/02/10
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