僕の読書のーと - 思考を収穫せよ! -

能動的な読書。生き方・人生の視点で本を読んでいます。

〔読了〕好きなことだけで生きていく。

好きなことだけで生きていく。 (ポプラ新書)


3冊目は堀江貴文さんの『好きなことだけで生きていく。』。
堀江さんの本を読むのは2度目。今回も優しい。本の中の堀江さんはひたすら優しい。背中とケツを(激励の意味で)バシバシ叩かれてる気分。
文章が小難しくないから読みやすく、読書に慣れてない人へもおすすめできそう。

突然ですが。

僕は、満足した人生を送るために行動する1%の人になります。
ここに、1%になる人がいます。


好きなことだけで生きていくために必要なもの

情熱・自信・行動力・熱中・失敗・成功体験(大小関わらず)・継続・信用


いらないもの

リスクの心配・でもでも・言い訳・お金・資格・常識・完璧さ


読む前の心構え

『好きなことだけで生きていく。』の中では、堀江さんが運営するオンラインサロン(HIU)に絡めた事例が、かなり多く盛り込まれている。「え、宣伝なの…」と残念な気持ちが過るかもしれないが、本を閉じるのはちょっと待ってほしい。HIUに関する事例を全て宣伝と捉えて、心の壁を作るのは勿体ないと感じる内容だった。だからもし、読んでいる途中で残念な気持ちになったなら、視点を切り替えてみてほしい。
例えば…
①オンラインサロンを成功させるために何をしたらよいか
②サロン参加費を無駄にしないための心得とは
③利他性とは何か
④堀江さんが放つ熱意に触れる
このような視点で読んでみる。真の狙いが宣伝でも構わない。自分のプラス(学び)になるように、都合よく読んでしまうことをおすすめする。


やりたいことが見つからないの?

好きなこと探しから始める。一発で見つけようとしなくていい。少しでも興味があるなら、何でもやってみる。なんか違うなと感じたらやめて、次を探せばいい。
好きなことを探し始めたなら、"でもでも"の出来ない理由探しはやめる。本当にやりたいことであれば やる為にどうすればいいか? を考えるべきじゃん。
大体、好きなことをやろうとしているのに、出来ない言い訳を考える方がおかしい。どうしても言い訳を考えてしまうなら、それは本当に好きなことじゃないのかも。とにかく、出来ない理由を探すのは生産性がゼロだからやめる。


まだ、でもでも言ってんの?

失敗をもっと気楽に考えた方がいい。辞書的に失敗と成功は対義語になってるかもしれないけど、人生的にはそうじゃない。失敗→修正で貯めた経験を、等価値の成功と交換するイメージかな。
自信なんてね、最初は思い込みでいい。根拠も理由も必要ない。"できる"、"いける"と思えば、自然と思考が"今"にフォーカスされる。"未来"のことを話したくなる。すると、なぜか成功に向かってしまう不思議。


ホントの自信が欲しいの?

根拠のある自信が欲しいなら、成功体験を収穫しまくる自分にできる最低レベルのチャレンジからで良い)ことから始めてみて。その積み重ねが大きな自信になるから。これは、どんな業界でも共通して使える技だから、覚えとくこと。ゲームのレベル上げと同じ要領。


まだ計画してんの?

細かい計画はいらない。特に完璧に近い計画ほどいらない。
まずはやり始めちゃって、やりながら計画に修正を加えていくのが回転速くていい。
学びを得る唯一の方法は「やってみる」こと。計画を作る過程は全て"仮定"に過ぎず、そこに学びはない。思いついたら即行動で。


お金のことが頭から離れないの?

金より信用(ビジネスでは信用が通貨になっているらしい)。
好きなことを始めるために、お金はなくても問題なし。
お金より心強いのは、見守ってくれる人や協力してくれる人。そういう人を一人でも多く得られるように行動するといい。とは言っても、影響力を持った人に媚びるなんていう、さもしい真似はしないでね。
頑張っている姿がそのまま信用になる。自然体でいい。


それじゃあ今の僕がすべきことって?

読書とアートが好きだ、という気持ちに向き合う。常識や周囲のネガティブワードは、ミュートして突き進む。上手くいくかどうかの打算すらいらない。なりふり構わず夢中になってたら、いつの間にか答えに辿り着いている。過程が楽しいなら、結果が楽しくないものになるはずないじゃん
僕は会話が苦手だけど、無理しなくてもいいみたい。情熱を伝えるのに必要なのは対話力じゃなくて、未来の事を楽しそうに語る姿。自然体でいれば、情熱もまた、いつの間にか伝わっているものらしい。
毎日、思考を収穫してアウトプットすることを止めない。



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おしまい。