僕の読書のーと - 思考を収穫せよ! -

能動的な読書。生き方・人生の視点で本を読んでいます。

〔リタイア〕無思想の思想

無思想の発見 (ちくま新書)


4冊目に選んだのは養老孟司さんの『無思想の思想』。
p39でリタイア、無念。

リタイアした理由

僕の読書力が全然足りていなかった。
話が飛ぶし、例えや言い回しが難しいし、”詳細は後述”で話にまとまりがなかったり。そういう難解さについて行けなかった。
小見出し一つ分読んでみても、何を言いたいのかがはっきり解らない。「だからつまり何なの?」って聞いたら「行間に書いてあるでしょ」って言われそうな、そういう感じ。
だがら、僕は必死に行間を読もうとしたわけなんだけど、疲れてしまった。


内容がつまらないのではない

養老さんの考え方はすごく面白い。これは本当。常識や世間を常に疑っているような方だから、僕みたいな凡人には考えもつかない角度から物事を説明してくれる。僕にとっては新しくて、刺激的な考え方だ。
本を閉じるか、閉じないか。物凄く迷った。力不足が悔しかった。
そこで、僕はAmazonのレビューを読んでみることにした。他の読者はどうやって読み切ったのかな?と気になったから。これ、正解だった。

無思想の発見 (ちくま新書)

無思想の発見 (ちくま新書)



著書の読む順番を間違えていた

レビューを読んでわかったのは、養老さんの本が全て難解ではないということ。この本も、後半は割と読みやすくなっているらしいということ。
まずは壁シリーズを読んでからのがいい、と書いてあったので、そっちを先に読んでみようと思う。
『無思想の思想』は、それからリトライする。その時は読み切るぞ。


おしまい。


追記

「自分」の壁 (新潮新書)

「自分」の壁 (新潮新書)

『「自分」の壁』を読んでみることにした。
読みやすい。うそだろ!?ってくらい読みやすい。
『無思想の思想』に書いてあることとリンクしてそうな雰囲気もあるし。いける、これならいけるぞ。